日工フォーラム
位置決めシステム
既存シリーズにセーフティ要素を付加
ピーアンドエフのビジョンセンサー「safePXV」シリーズは、二次元コードを使用した位置決めシステム。既存シリーズ同様、広い読み取り視野を備え、トラックの切り替えやコードテープに変化が生じた場合でも、十分な数のコードを捉える。さらに同シリーズは、セーフティ要素も加わっている。
同シリーズは、一台の二次元カメラしか必要としない。そのため、トラックの切り替えに関わるわずらわしさを解消する。
また、コードテープの汚れに影響されないよう、コードは15×15mmのサイズに拡大。検出に冗長性をもたせているため、個々のコードが損傷しても停止することがない。
新たに備わった安全技術は、二次元コードリーダーと三色のコードテープを組み合わせることで実現する。専用コードテープには、赤色と青色の2つの二次元コードが重ね合わされており、二次元コードリーダーには、おなじく赤色と青色のLEDリングが組み込まれている。これらのリングを独立に作動させ、それぞれの二次元コードを個別に読み取る。その結果、安全レベルSIL3/PLeの位置検出が可能になる。
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■ ピーアンドエフ
(横浜市緑区)
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