日工フォーラム
道路附属物点検支援システム
点検現場で調書が作成可能
古河産業は、道路標識や街灯など道路附属物の点検を支援するタブレット端末向けアプリを販売した。
高度成長期に建設されたインフラ構造物の老朽化が進むなか、点検業務に関わる人材不足・資金不足を改善する点検技術の開発が求められている。
従来の道路附属物の点検は、点検者が調書を現場に持参し、視認による場所の特定を行ったうえで、対象物の状態を記録し、拠点に戻って調書ファイルに入力するのが一般的だった。
今回開発した点検支援システムは、点検対象物の緯度・経度情報が入力された調書ファイルと、タブレット端末に接続されたGPS(衛星利用測位システム)を組み合わせることで、現在位置に近い場所にある点検対象物の写真を自動表示する。これにより効率的な点検が可能となる。あわせてタブレット端末のカメラを活用することで、点検現場で調書の作成業務まで行える。
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■ 古河産業
(東京都港区)
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