日工フォーラム
トラブル究明のカメラシステム
■バージョンアップでトリガを強化
生産ラインや製造機械で発生するトラブルの原因を究明するためのイマジオムのカメラシステム「TargetWatcher(ターゲット・ウォッチャー)」がバージョンアップにより、カメラが写す映像を記録するのに必要な「トリガ」に関連する機能が強化された。
同製品は、ドライブレコーダーのようにトラブル時だけ映像を残す「トリガ撮影」、時間をさかのぼって映像を残す「遡及記録」、ハイスピードカメラのように速い動きを鮮明に記録する「高速撮影」、防犯カメラのように複数の視点から撮影して死角をなくす「多カメラ撮影」といった機能・特徴をあわせ持っている。記録されたトラブルは、再発防止策の検討材料に役立つ。
バージョンアップで追加された「PLCトリガ」は、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)を利用するトリガ。本体であるパソコンとPLCをLANケーブルで接続するだけで、「TargetWatcher」にトラブルの発生を知らせることができる。そのほか、「アナログ信号トリガ」や「音声トリガ」が追加された。
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■ イマジオム
(茨城県日立市)
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