図やグラフを伝える触覚提示技術
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- この技術の資料はありますか?
- あります。以下のサイトからご覧いただけます。
バリアフリー技術 - 触覚ディスプレイに表示する図やグラフのデータは、どのように作成(入力)するのですか?
- データ放送を触覚ディスプレイに表示する場合、データ放送の記述言語(BML)で記述された図やグラフのコンテンツを、既製品の点字ディスプレイのインターフェースに変換して提示します。また、一般の図やグラフは、NHKが開発したオーサリングツールで作成できます。オーサリングでは、オブジェクトごとに、触覚ディスプレイに表示する際に必要なXML(触覚提示用XML)ファイルを生成します。
- 表示速度はどの程度ですか?
- 触覚ディスプレイの画面の切替えに要する時間は、200~300ms程度です。振動の最高周波数は17Hz程度です。高速に画面の更新ができるので、コンテンツをリンクすることで階層的な図の表現ができます。
- 動画の表示は可能ですか?
- 可能です。Windowsのメディアプレイヤーなどで再生した画面をキャプチャーして、触覚ディスプレイに表示することができます。
- 振動はどのようなものですか?
- 触覚提示用XMLに記述したオブジェクトごとに、異なる周波数と時間間隔を組み合わせた形態で振動させます。また、オブジェクト単位の振動のほかに、画像の色相を検出して振動に変換することも可能です。