日工フォーラム
計測エンジニアリングシステム 高速・高メモリ効率のソルバ
計測エンジニアリングシステムは、シミュレーションソフトウエア環境「COMSOL Multiphysics」および「COMSOL Server」のバージョン5.2aをリリースした。同製品は、マルチフィジックスモデリングやマルチフィジックスシミュレーションソフトウエアなどのトッププロバイダーとして知られる米COMSOL社が開発。「COMSOL Multiphysics バージョン5.2a」では、より高速・高メモリ効率で計算を可能にする3種類のソルバが追加された。
SA-AMG(Smoothed Aggregationに基づくAMG法)ソルバは、線形弾性解析ではとくに効率的で、そのほかの各種解析においても同ソルバを有効に適用することが可能。領域分割ソルバは、大規模マルチフィジックスモデルの処理に最適化され、シミュレーション担当者はより効率的に計算を行うことができる。また、時間領域の音響シミュレーション用に、不連続ガラーキン法(DG)に基づく新たな陽解法ソルバなども備える。
そのほか、中核テクノロジー、問題固有の境界条件、材料ライブラリに至るまでユーザドリブンの数多くの機能性が新たに追加・拡張されている。
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■ 計測エンジニアリングシステム
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