日工フォーラム
真空発生器
シュマルツの「SCTMi」は、ターミナル式のコンパクトエジェクタ(真空発生器)。エジェクタを最大16台、1つのユニットとして構成することが可能。1台のターミナル式ユニットに対し、必要な圧縮エアー配管は1本のみ。かつフィールドバス上のIO-Linkマスタとの接続ケーブルも1本のみ使用する。
従来製品の場合、見える化を実現するために、1台のエジェクタにつき各1本の配線と配管が必要だった。同製品を使用することにより、リード、プラグ、周辺機器などの接続部品の数を最少化し、ケーブル接続や取り回しの作業工数・コストを抑えられる。
さらに、複数台のエジェクタをIO-Linkバスで管理できることから、パラメータデータ取得のためのプログラムを簡素化し、作業時間や手間を削減できる。各エジェクタは個別に制御することができ、使用する工程に応じた最適な設定が可能。また、自動エアーセービング機能を有しており、消費エアーを最大80%削減。リアルタイムでのエネルギー消費量のモニタリングと、その結果の分析を行うことで、システムの不具合の早期発見といった予知保全を実現する。
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■ シュマルツ
(横浜市都筑区)
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