日工フォーラム
統合制御型システム IoTとの親和性も向上
ヤマハ発動機は、高度化する自動化生産ラインを低コスト・短期間で構築し、IoTとの親和性も向上させた統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」を開発した。
同社は、単軸・直交・スカラ・多関節といったロボットから、画像処理システム、搬送リニアコンベアモジュールに至るまで、自動化工程に求められる産業用ロボットと周辺機器をトータルに幅広くラインアップしてきた。これまで、これらのロボットや周辺機器を制御するコントローラは、ロボットごとに設置する必要があった。同システムは、ワーク搬送も含む、ハンドリングや画像認識、周辺機器制御といった自動化システム全体を、新開発の統合コントローラにより包括的に協調、同期制御する。自動化ラインの設計の簡素化およびコスト削減、スペース効率の向上などに寄与する。
また、統合コントローラおよび各種ロボットの新製品(単軸ロボット、スカラロボット、リニアコンベアモジュール、画像処理機能一体型カメラ、コントローラの全91機種202品目)を、2016年12月1日に発売する。
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